murren vol.22　岩波少年文庫

発行：murren編集部

今号22 号は「岩波少年文庫」の特集です。

戦後すぐに高い志をもって子どもたちに向けて創刊された岩波少年文庫は、刊行点数400 点以上、65 年経った今もなお刊行され続けています。数多くの名著を生み出している少年文庫ですが、今号の小誌では、なかでも自然に関わりのある作品を選んでご紹介します。また、インタビュー記事として、少年文庫の長年の愛読者であり翻訳者でもある児童文学作家中川李枝子先生、現在編集に携わる岩波書店児童書編集部課長愛宕裕子さんのお話も掲載。併せて創刊時に編集者だった石井桃子先生の記事も再録しました。

今号の特集をご覧になった方が、岩波少年文庫に収められている児童文学のすばらしさを再認識して下さり、大人たちから子どもたちへ、本を読むことの楽しさが、目には見えなくともどこかで伝わっていってくれればと思っております。