複雑化の教育論
複雑化の教育論
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あたり
内田樹/著・文
発行:東洋館出版社
四六判 256ページ
学校は子どもたちの成熟を支援するためのものです。 これまで「子どもたちの成熟」という言葉を何度か使ってきました。みなさんも頷いて聴いてくれましたけれど、「成熟」という語が何を意味しているのかについては、ここまではっきりしたことを言っていません。 ——僕が考える「成熟」というのは「複雑化」ということです。〔 本文より〕
目次(抜粋)
第一講 複雑化の教育
「学びの場」の第一条件
キャンパスに必要なのは「ミステリアスさ」
成熟とは複雑化すること
キャラ設定という呪い
格付け機関化する学校の弊害
第二講 単純化する社会
教師の「ブルシット・ジョブ」
組織マネジメント原理主義
「学費値上げ」の罪
「Lose-Lose-Lose」の合意形成
単純化とは退化すること
ただいるだけでいい
第三講 教師の身体
オンライン授業ではできないこと
「バイ・アクシデント」の豊かさ
「詰め込み」が発する拒絶のメッセージ
コロナ禍は教育のグローバル化の絶好の機会