風の歌を聴け
風の歌を聴け
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あたり
文庫判 168ページ
発行:講談社
著者:村上春樹
村上春樹のデビュー作
1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしない――。群像新人賞を受賞したデビュー作
1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
《この本は、店主大井の著書『ローカルブックストアである〜福岡ブックスキューブリック 〜』に登場しました》
※以下、内容を一部抜粋してご紹介します。
「主人公の「僕」と「鼠」が、夏の期間中、延々とビールを飲むシーンが印象的だった。二人が飲んだビールが「プール一杯分」などと表現されていたのを、訳もなくカッコいいと感じた。真似して自分もひたすらビールを飲むようになったが、中年になる頃にはそれを後悔することになった。」