はしっこに、馬といる
はしっこに、馬といる
通常価格
¥1,870
通常価格
セール価格
¥1,870
単価
/
あたり
B6変型判 232ページ
著者:河田桟
発行:カディブックス
(以下、版元情報より)
『馬語手帖』の続編は、ずいぶんへんてこな本になりました。
「ウマとヒトのコミュニケーション」についての本、
であることはたしかなのですが、
これまでの「ヒトとウマの常識」からは、
だいぶかけ離れているかもしれません。
身体的に力がなかったり、
ウマに対して強く接することが苦手だったり、
という、ある意味では「弱い」部分を持ったヒトが、
ウマとコミュニケーションを取るためにはどうしたらよいかを
考えていく本、と言ったらいいでしょうか。
与那国島の自然の中で、
相棒のウマと暮らしているうちに見えてきた、
これまでとはちがうコミュニケーションの形について、
とても個人的な視点から書いています。
ヒトが答えを決めて、
それに添うようウマに動いてもらうのではなく、
ウマの話に耳を傾けながら、
一緒に考え、一緒に答えを探していく、
静かなコミュニケーションです。
強くならずとも、ウマとつきあうことはできますよ、
そこにはものすごく豊かな世界が広がっていますよ、
と、だれかに伝えたくて、この本を作ったのかもしれません。