ぼくにはこれしかなかった。
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B6判 縦182mm 横128mm 厚さ13mm 重さ 230g 224ページ
著者:早坂大輔
発行:木楽舎
就職するだけが人生ではない--40歳を過ぎて本屋を開いた
岩手県盛岡市「BOOKNERD」店主が綴る、現在進行中の物語。
書き下ろしのブックレビュー「ぼくの50冊」も所収。
(本文より)
ぼくは40歳を過ぎてからこの小さな街に小さな本屋を作った。
誰に笑われてもかまわなかった。
それはぼくの人生で、生きることのすべてだったのだから。
これはぼくの、ぼくだけにしか体験し得なかった物語だ。
そしてその物語はいまもなお続いている。
(編集者より)
Instagram上で、ぼくは早坂さんと出会いました。当初は名前も年齢も知りません。
ID名・ブローティガンは、2017年の夏の終わりに
「会社を辞めるので、これが会社員としての最後のランチだ」とポストしました。
それからすぐ。彼はニューヨークに本の買い付け旅に出発しました。
書店でのアルバイト経験ゼロ、出版社にも勤務したことがない、
40歳すぎの早坂大輔は、故郷ではない街「盛岡」に独立系の本屋を開業しました。
店名は『BOOKNERD』。そう、彼は“本オタク”だったのです。
それから2年。ぼくは彼に本を出さないか、と持ち掛けてみました。
<第38回>西日本新聞「カリスマ書店員の激オシ本」に店主が寄稿しました。
*西日本新聞で毎週土曜日に連載中の「カリスマ書店員の激オシ本」に店主が寄稿しています。
ブックスキューブリック店主、ひとやすみ書店の城下康明さん、橙書店の田尻久子さん、丸善博多店の徳永圭子さんというメンバーで週替わりで毎回1冊ずつ紹介します。
第38回 5月8日朝刊『ぼくにはこれしかなかった。』木楽社 早坂大輔著