商品情報にスキップ
1 1

BOOKS KUBRICK

すこし広くなった

すこし広くなった

通常価格 ¥1,980
通常価格 セール価格 ¥1,980
セール 売り切れ
税込み。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

宇田智子(著)

発行:ボーダーインク

四六判 248ページ

 

「いまから五十年よ」
つまり私が九十歳まで。
市場ではありえない
年齢ではない。
明日もすこやかに、
四・五坪の帳場で店番中。

沖縄那覇の「市場の古本屋ウララ」店主・エッセイ最新刊
お待たせしました、待望の『那覇の市場で古本屋』第二弾!
あれからいろいろありました。
市場の引越、アーケードの建替、コロナ禍……。
それでも続く市場の日々。

「市場の古本屋ウララ」の帳場から、本のこと、市場のこと、アーケードのこと、お客さんとのやりとり、忘れられない風景、そんな日々をたんたんと、ときにさざ波を感じながら綴る、あれからとこれから。

 

[目次]

 あれから

Ⅰ 屋上から市場を眺める 

モモとミミコ 市場を歩く 空港へ 目と口と耳 
くせ字 ウンメイ 鰹節を削る 屋上から青空 
バスと台風 運ばれる本 ボート遊び かわいい 

Ⅱ なにがおこるかわからなかった 

一世一代の パリと那覇 棚やタンス 市場ロス 
当事者になる 本部町営市場 公設市場解体 アーケード撤去 
言葉は残る おうち 天妃前饅頭 いまから五十年 
隣の人は前の人 復興の槌音 幻の市場 「シャッター通り」 
読書の秋 均一本のたのしさ 佐良浜の椅子 

Ⅲ  それでもつづく市場の日々 

二重のまち 市場の魔術師 ホタル、花壇、逃亡犯 
屋根のあるところ 地層が見たい 日傘が守るもの 
町の記憶 時間の遠近 消えたパラソル 待たせてほしい 
究極の郷土出版 席替え 耳栓 やさしい屋根 
三年九か月三日 おかえりなさい、公設市場 
つくりつけの木の台

Ⅳ  オフ・ビート・ウララ  二〇二二年十月~二〇二四年一月

なべ/三年ぶり/往復はがき/三十九の春 /るるぶ /遠いところ
第二外国語/シャッターの鍵/クラリネット/貼紙 /大道芸  
おやすみなさい、おつきさま/田芋チョコバーガー /シャッター棒
けなげ/犀星にかぶれる/すべる台車/あいだの壁/あかり
詩集/浦崎漬物店/コレクション/気配/船旅/隣の島
波の音/ハワイ/チャコペン/クルルンシー/船長/布
四国/琉球銀行のあたり/サウナ/百貨店/白い斑点
かさだて/私たち/左開き/ふたり連れ/富士山/古い本
三度め/涼しさ/島ぞうり/トイレで読む本/寝るまえに/
もしも/のぼり/誤解/カメジロー/買い出し/大仏建立 
よふけ/私語    

 これから 

 

詳細を表示する